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中村 中の魅力を盗む > 中村 中の『恋愛論』とは？
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| ——中村 中にとっての恋愛とは？
中村 中：私は、ただ素直に愛したいだけなので、相手に理想の形があるとしたら、それは委ねています。とは言っても、完全に相手の言いなりというのは難しい。私には私の生活サイクルや仕事があり、多くを求められても限界があります。でも、それはそれでいいんですよね。だって、それが2人だけの世界観ですから。昔は自分が踏み台になっても、その人を支えていくことが「愛」だと思い込んでいましたけど。今は、私にもやるべきこと・・・歌っていくことがあり、相手にもやるべきことがあるはずだと。小さな接点であっても、お互いを高め合う関係であることが大切だと思っています。  ——恋をしたら、どうなりますか？中村 中：「好きな人の前で態度がすごく変わる」ってよく言われてますね(笑)。その人の前で笑顔の量が増えたりするそうです。恋をしている時は、自分にとってその人が一番大切な存在だから当然です。でも、その思いが募ると私の場合、大切に思い過ぎて今度は近づけなくなっちゃうんです。心にブレーキをかけてしまって、おとなしくなったり、距離をおいてしまうんです。「普通にしている時の方がいいよ」なんて言われることもあって・・・ショックですね(笑)。 |
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——どんなタイプの男性に魅かれますか？
中村 中：将来の目標であったり、芯が通っていたり・・・とにかく、自分をしっかり持っている人に惹かれます。自立しているというか、1人でも生きていけるような人。ルックスは、全く気にしません。私は外見よりも内面に惹かれることがすごく多いですね。 ——好きになった彼に、ラブソングを送ったことは？中村 中：「あなたのために」って直接渡したことは、あまりありませんが、特定の人に対する恋心や思いを込めて書いた曲は、割と多いですね。そういった気持ちを言葉にすると、よりリアルでいい曲ができます。 ——「愛」と「恋」の違いってなんだと思いますか？中村 中：「愛」は深く大きいもの。それは、恋愛だけでなく、家族や歌、ペットなど何にでも与えることができる。でも、「恋」は好きな人にしか向けられない。私にとって人生で添い遂げたいと思う永遠の気持ちが「愛」で、人生を好きな人と楽しみたいと思うのが「恋」かな。例外はあるけど家族に恋したりはしない。そんな違いかな？ |
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| 中村 中：私の場合、例によって好きになった人には近づけなくなるので、結果的に親友と彼氏の仲を壊すようなことはないですね(笑)。でも、本当の親友であれば、きちんと話をした方がいいですね。きっとそこで、親友か好きな人なのか、どちらが大切な存在であるかを知ることができると思います。 | 中村 中：伝えるか伝えないか迷っているなら、伝えてしまった方がいいですよ。「不倫」や「三角関係」、「同性愛」という言葉が存在するということは、その恋愛の形が認められているということ。その関係性が認められている以上、私は伝えますよ。 | |||
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| 中村 中：どっちって（苦笑）？ そんな風に思っていては、あんまり幸せにはなれないじゃないですかね。「愛する」と「愛される」それが両方あって、普通なんです。愛していることを意識すること、愛されていることを実感すること、そのどちらかしかない場合、私は恋愛とは言えないと思います。自分がどうしたいかで、いいんじゃないですか？ | ||
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| 中村 中：好きな人ができない、出会いがないのは、言い訳じゃないかな。ただ、面倒になっているのでは？ 恋愛から発展して、結婚して、子供が生まれる。そして未来ができていくものでしょ？ 私たちが生まれてきたのも、両親の恋愛があったからだし。そう考えると、人を好きになることは、普通のこと。自分でブレーキをかけているのでは？ |
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