TOP > エンターテイメント > アデル/ファラオと復活の秘薬
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Story
- この夏を熱くする、ヒロイン×アドベンチャー
幻の秘薬をもとめ、エジプト“王家の谷”からパリ“ルーヴル美術館”へ! -
1911年、エジプト。アデル・ブラン=セックは、いま砂漠を越えている。彼女は、不慮の事故で死に瀕している妹アガットを救うために、一刻も早く≪復活の秘薬≫を手に入れなければならなかった。灼熱の砂漠を越え、アデルはとうとうラムセス2世に仕えたミイラを発見する。だが、黄金を横取りしようと狙う盗賊の襲撃をかわしたのもつかの間、アデルは、いつも彼女の行く手を阻む惨忍で冷徹なマッドサイエンティスト、デュールヴーに捕えられてしまう。石室に閉じ込められたアデルは、隙を突いてミイラ制作室の油に火を放ち反撃する。火は瞬く間に広がったが、アデルはミイラの石棺に滑り込み、間一髪で炎に包まれた洞窟から脱出。石棺は地下水脈に落ち、アデルはナイル川に辿り着いた。
同じころパリでは、謎の巨大な怪鳥が現れるという事件が起こり、人々は恐怖に陥った。メナール教授と助手のズボロフスキは、博物館に展示されていた卵の化石が割れているのを発見。巷を騒がせている怪鳥は、ジュラ紀に絶滅した翼竜プテロダクティルスだった。事件を担当するカポニ警部は、メナールからジュラ紀の専門家エスペランデュー教授を紹介される。だが、プテロダクティルスを甦らせたのは他ならぬエスペランデューであった。「死後に生はあるか?」を著し自ら蘇生法を試しているうちに、1億3500万年前の卵が生き返ってしまったのだ。警部は「翼竜事件」を起こした張本人として、エスペランデューを逮捕する。政府はアフリカに遠征していた著名なハンター、サン=ユベールを呼び戻し、大々的に翼竜掃討作戦を開始。パリは、騒然とした。
エジプトから帰還したアデルは、エスペランデューが逮捕され、死刑を宣告されたと知り驚く。化石を生き返らせるほどのパワーを持つエスペランデューならミイラも甦らせられるはずだ。エジプト王家に伝わる≪復活の秘薬≫を手に入れるためにはミイラとなった医師を生き返らせなければならない。すんでのところでギロチン台から救出されたエスペランデューは、アデルが連れ帰ったミイラを甦らせるが、彼はファラオの医師ではなかった。だが落胆するアデルに、そのミイラが重要な事実を教えてくれた。今、パリではラムセス2世と従者たちのミイラが展示されている。そこにはファラオの医師もいるという。すべての鍵は、目の前のルーヴル美術館にあったのだ。果たしてアデルは、≪復活の秘薬≫を手に入れることができるのか? そして妹を死の淵から救うことができるのか?!
- ニュー・ヒロイン“アデル”誕生!
最愛の妹を救うため、古代エジプト最高の秘宝と言われる≪復活の秘薬≫を追い求める一人の女性、“アデル”。全世界を揺るがす“翼竜プテロダクティルス事件”をきっかけに、彼女の冒険はエジプト“王家の谷”からパリ“ルーヴル美術館”へと導かれていく――。リュック・ベッソンが構想10年、満を持して放つかつてないヒロイン×アドベンチャー超大作がいよいよ日本に上陸する!
『ニキータ』(アンヌ・パリロー)、『レオン』(ナタリー・ポートマン)、『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と時代の女神<ミューズ>を発掘してきたリュック・ベッソンが白羽の矢を立てたのは、新星ルイーズ・ブルゴワン。見る者をたちまち虜にするその魅力で冒険の路を華麗に突き進む、女性版インディ・ジョーンズともいえるニュー・ヒロイン“アデル”を誕生させた。最高にタフでキュートな新ミューズの大冒険が、この夏を最高に熱くする!-
7月3日(土)より丸の内ピカデリー1ほか全国ロードショー
監督・脚本 リュック・ベッソン『ニキータ』『レオン』『フィフス・エレメント』『ジャンヌ・ダルク』 原作 タルディ 出演 ルイーズ・ブルゴワン マチュー・アマルリック ジャッキー・ネルセシアン ニコラス・ジロー 配給 アスミック・エース 2010 EUROPACORP - APIPOULAÏ PROD - TF1 FILMS PRODUCTION
Photos : Magali BRAGARD
公式サイト:http://adele.asmik-ace.co.jp/