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あなたの美人力を引き出すプロが教える美しいメイク法

あなたのメイクは大丈夫? 「ノリが悪い」「崩れやすい」「発色が今ひとつ」・・・女性にとってメイクの悩みは尽きません。その約8割がメイク法を間違えているという指摘があることをご存知ですか? そこで、今回のユーサイドウーマン-UsideWomanは、プロのメイクアップアーティスト梅野裕介氏に、「美しく崩れにくいメイク法」を教えてもらいます。これを実践すれば、メイクのテクニックは数段アップ! 今よりもっとキレイになることは間違いありません。

撮影:笹野忠和(Blix)、ヘア&メイク:梅野裕介、モデル:RIOKA(DUALISM)

メイクを教える前にプロから一言

メイクは「キレイになりたい」と思いながらすること!その意識だけで何倍も美しく仕上がります。

毎日のメイクを、面倒臭いと感じたり、吹き出物やシミ、ソバカスなどの肌トラブルばかりに気を取られていませんか?やる気のないメイクは、あなたをキレイに演出してくれません。また、一点に集中するメイクもNG。全体のバランスが崩れてしまいます。気になる部分は後回し!まずは、「キレイになりたい」と思いながらメイクすること。それだけでメイクは何倍も美しく仕上がります。

ヘアー&メイクアップアーティスト梅野裕介氏(Ace)

基本編

LESSON1 ファンデの崩れやノリの悪さを解消 メイク前に肌を整える3つの基本

メイク前に必ずやっておきたい基本をチェック! 肌を整えるためのメイク前のスキンケアを面倒に思っている人は意外と多い。でも、次の3ステップを行うだけで、化粧ノリがよくなり、メイク崩れしにくくななります。化粧持ちがよくなる基本のメイク法、知りたくないですか?

顔のうぶ毛をしっかり剃る
基本中の基本ですが、顔のうぶ毛をキレイに剃るだけで、顔全体のトーンが一段明るくなります。また、肌がフラットな状態になるので、均等にファンデーションが延び、ベースメイクがキレイに仕上がります。【ポイント】顔を剃る時、毛の流れと逆に刃を入れると肌にダメージを与えます。顔のうぶ毛は、鼻を中心に放射線状に生えています。必ず毛の流れに沿って剃刀を入れること!
化粧水を押し込むように
乾燥による化粧崩れを防ぐためには、メイク前に肌へしっかりと潤いを与えることが重要です。化粧水をただ顔に付けるだけでははく、毛穴の奥まで押し込むようにパッティングしながら付けること。【ポイント】顔全体にたっぷり化粧水をつけた後、肌の表面が少し乾くまで時間を置くことで肌の奥まで潤いが行き渡ります。
乳液後はティッシュオフ!
通常は、乳液なしで、ベースメイクを始めてもOK。乳液は、潤い成分が多く含まれているため、肌を滑らかにする効果があり、ファンデーションの延びをよくします。その半面、潤い成分がファンデーションと混ざり合うと、ヨレや崩れの原因にも。乳液を顔全体に延ばした後は、必ずティッシュでオフ! 余分な水分を取り除くことで、メイクも潤いも持続します。

LESSON2 フラットで質感のある美しい肌に! 美肌を創るベースメイクの基本

ベースメイクは、1日のメイクのデキが決まる、もっとも重要な工程。ベースをしっかりと行うことで、化粧崩れやファンデのヨレを解消でき、簡単な化粧直しで1」日中美しい肌をキープすることができます。そんな魔法のようなメイク法を伝授してもらいました。

色つき下地をセレクトする
化粧下地は、自分の肌よりもワントーン明るい色つきを選ぶこと。下地により層ができるため、ファンデーションのノリと発色がよくなります。全体にたっぷり使用し、毛穴部分は、埋めるようにたたき込むのが正解。
point
目のクマが目立つ時は、ファンデ前にピンクのコンシーラーでカバーしておくこと。
ファンデはハケ塗りがおすすめ
ファンデーションは、ハケで塗るとムラになりにくく、肌を傷つけず、滑らかに広がってキメ細かい肌に。また、「スポンジよりも手の指で叩くように塗る方がキレイな仕上がりになります」と梅野さん。
point
全体にファンデを馴染ませたら、ムラになっていたり崩れにくい部分をスポンジでオフ!余分な油分を吸収させ、美しい仕上がりに。
パウダーは全体にたっぷり
ファンデーションの後は、パウダーを顔全体覆うようにたっぷり均等に!パウダーで包み込むことで化粧崩れを防ぎ、艶やかな肌を演出できます。
point
パフにパウダーをモミ込むことで、均等に肌にのせることができます。

LESSON3 メイクアップ技術があがる 立体感を演出するメイクの基本テク

ベースメイクが完成したら、最後は色づけのメイクアップ! 今回は、基本的なメイク法とテクニックをご紹介。あなたの魅力を一層引き出すパーツメイクのテクニック満載です。

眉毛を1本1本丁寧に書くことで自然に

まゆ毛のラインを引くだけでは、時間が経つにつれマダラになります。薄く輪郭を作った後は、1本1本丁寧に書き込むこと。自然でムラのない美まゆに仕上がります。

STEP1.立体的なアイシャドー

まぶたにもファンデーションをしっかり塗ることでアイシャドーの発色とノリがよくなります。

基本は (1)→(2)→(3)へと濃い色を重ねる3層塗り。カラーは洋服の色と合わせるのがポイント!

白のハイライトを入れることで、目の骨格がはっきり浮き出し、ホリが深く見えます。

STEP2.アイライン

まつ毛とまつ毛の間を塗りつぶしてからラインを入れると、キレイな仕上がりに。目尻はめん棒の先をとがらせ、スーッと延ばします。

STEP3.マスカラ

マスカラ時に、まつ毛がダマになりがちなのは、ホコリや化粧残りのパウダー、絡みが原因です。ビューラーでしっかりクセ付けした後に、筆で軽くまつ毛を整えましょう。※マスカラ後にビューラーを使用するのは、不自然なまつ毛になるのでNG!

輝き艶のある唇に

カサカサやひび割れの唇は、老け顔の原因に。メイク前に薬用リップクリームをたっぷり付けておき、暫く放置し、その後にリップを乗せると艶やかで美しい唇になります。また、たっぷりのグロスでコーティングすることで色持ちがよくなります。

チークの基本的な入れ方
チークの基本的な入れ方

チークの基本は、骨格をシャープに見せること。鼻の下の平行なラインと黒目の真ん中から下に伸ばしたラインを結んだ、印の範囲が適切と言われ、耳の中心へ伸ばします。また、可愛い印象を作る場合は、印部分にまーるく円を描くようにピンクの色をのせると、ポッと赤くなった表情に♪

応用編テクニック